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2007.08.22

フェストオペラ2007

最後、20時30分の回は、カーテンコールがありました。 TDR航海日誌: フェストオペラ・カーテンコール

KoZさん、素晴らしい写真の公開、ありがとうございます。その場に居るかのように、空気が伝わってきました。

実に深々と下げられた頭に、観客に生まれた感慨の深さと、出演者のよろこびとを感じます。
その揃いっぷりに、チームのまとまりと、空間全体の一体感とを感じます。


今回、僕は、第1週しか観ることが出来ませんでした。
あまりにも凄すぎる。
なのに・・・お客さん、少なっ!
いえ、ちゃんと数百人は居るんですよ。でも、この内容なら、開演30分前には押し合いへし合いになってても不思議じゃない。

そして、アクロバット系の方たちは手ごたえを掴みかねているようにも感じました。あまりにも神秘的で、われわれ観客が息を詰めてじっと見入ってしまいがちだからかも・・・。

一方、舞踏系の白塗り男性ダンサーと、バレー系の黒い男性ダンサーは、たとえ観客が誰一人居なくっても、同じ表現をするんだろうな・・・演じているというよりも、そのひとそのものが、本質をあらわにして、剥き身でそこに居る。そんな感じ。技術も素晴らしいのだけれど、なによりも、たたずまいで沢山の何かが伝わってくる。ただ立っているだけで、もう。
”ひとは、なにかをするから尊いんじゃなく、ただ生きているだけでもう、尊いんだ。”
知識としては知っています。
でも、実感しはじめたのは、集中治療室に入って身動きが取れない義母の手を、じっと握ったときからかもしれない。”生きていてくれるだけで、ありがたい”って感じた。


ひとは、ただそこに居るだけで、尊い。
そのことをよーく知っているひとこそが、素晴らしい表現者なのかもしれないなぁ。


たたずまいから伝わってくるものが、あんまりにも凄すぎるので、
あんなに大好きな、ミスティックリズムや、ボンファイヤーが、しょぼく感じてしまった・・・。
と同時に。
同じ世界なんだなぁ、切れ目は無いんだなぁ って実感しました。
TDRで活躍するパフォーマーの皆さん自身も、今回、フェストオペラに触れてみて、そうお感じになったんじゃないでしょうか。
TDSやTDLで活躍している、少なくとも何人かの人たちは、シルク・ド・ソレイユの舞台に立っても不思議じゃない。


USJの30分版Wickedの出演者は、劇団四季の出演者に遜色なかった。むしろ主演の二人は、より魅力的だった。力量も上と感じた。
聞く所によると、USJ第1期メンバーからおひとり、劇団四季版に出演されて居るそうです。

スパリゾートハワイアンの、ベテランファイヤーナイフダンサーさんのもとには、シルク・ド・ソレイユからスカウトが来たとのこと。

8/15にTDSで、Brast!の公演がありました。
僕は行けなくて、妻に行って貰ったんだけど・・・「ジャミターズみたいなこと、やってたよ」と、特に感銘は受けなかった模様。いや、金管楽器が嫌いな妻に観てもらったのがまちがいなんですが(^^;
でもね、そもそもジャミターズが凄かったからかも。

香港の”ライオンキング”と”ゴールデンミッキー”は凄かった。滝のような涙が出た。
帰りの機内で観たドリームガールズの、ジェニファー・ハドソンの歌声に、また滝のような涙。
帰国して観た、彼女がアメリカン・アイドルで歌う”サークル・オブ・ライフ”は、香港の舞台を思い起こさせた。
・・・あぁ、彼女がフロリダで歌っていた可能性は、ほんとにあったんだ。
そして、香港の出演者たちが、ジェニファー・ハドソンのように脚光を浴びることも、大いにありうるんだ。

一方TDRは、エンターテイメントに興味を持つひとたちを増やしてきました。
見る人を増やし、やる人を増やし。
職場を提供し、公演機会を提供し。
オーディションで選抜したアマチュアに舞台を提供することも、どんどん本格化している。ミュージック・フェスティバル・プログラムのみならず、昨年クリスマスのケープコッド、今年のクラブディズニー、この夏のアメリカ河とドックサイドステージ。


日本ではこれまで、どの芸能も多くは、自分のところで才能を育て、スターにし、興行を成立させてきた。
育成と興行が、一体だった。

TDLを立ち上げた人たちには、”日本にエンターテイメントを根付かせる”という志があった。
オーディションシステムを取り入れはしたものの、アメリカのようには機能してこなかった。
今、エンターテイメントの市場が広がり、機が熟しつつあるのかもしれません。
テーマパーク・劇場・路上。それぞれの良さがある。
違うジャンル・違う国籍・違う劇団。一緒に舞台を創ることで、新しい面白さが生まれる。
日本でそんなことが起きる日は、すぐそこに来ているのかもしれません。


そもそも・・・日本の大いに得意とするところ、かも。



文化は多様、ひとはそれぞれユニーク。
そして、感慨は普遍。こころと大自然はひとつ。

ただ黙って立っているだけで、もう、ひとはそれぞれ特別。
まして、ともになにかを為したなら。

ものや行いは消えても、生まれたなにかはずっと響き続ける。

今年のフェストオペラも、そんなことを強く感じさせてくれる舞台でした。
だから、大好きなんだろうなぁ。
BigLoveの日記:韃靼人の踊り

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