今回画期的なのは、TDL・TDSとも、大規模ステージショーがなくなったこと。
個人的には・・・大賛成です!
お客さんが集中する時期にわざわざ、人気が過熱し「観たかったのに観られなかった」人が続出するようなショーをやるべきではない。
むしろパーク全域を上手く使って、いろんな楽しみ方をしてもらえるように誘導する必要がある。こういう観点から見ると、今年は実に上手く企画されていると感じます。
TDRのお客さんはリピーターが圧倒的多数・・・といえども、そのほとんどは「いままで数回行ったことがある」ひと。数年に1回から、多くても年数回というひとが大多数のはず。
そんな方々の多くが、夏休みとかクリスマスシーズンとかいった「繁忙期」にいらっしゃる。
「右向いても左を見ても大行列。で、ショーやってるから観ようと思ったら、”抽選しないと中に入れません”って言うのよ!それで抽選場に行ったけど、全然当選でてないじゃない!!!・・・あそこはいつも混んでるわねぇ・・・・・・」という評判を、お持ち帰りになって、周囲の方々に語られる。周囲の方々は・・・行く頻度が落ちますよね。”舞浜に行くには、一大決心とともに”・・・みたいな(^^;
お父さんに「舞浜嫌い」なかたが多いと聴きます。その大きな理由は、「苦労した・大変だった」ばかりが強く印象付けられて、こころに響くような「楽しかった・素敵だった」という声が聴こえてこないからではないでしょうか。
(お父さんに関しては「俺はおまえたちのために、わが喜びを犠牲にしてお付き合いしてやっているんだ」という形に持ち込んだほうが、心理的に優位に立てる・・・という、”家族サービス”ごっこ問題(^^)がからんでくるので、一筋縄では行かないんですけれど。これ、ご当人は自覚無くやってる心理ゲームなので、なかなか治らないんですよ。)
閑散期には、「この時期ならではの、こんな楽しみがあるんですよ!」という提案をする必要がある。
繁忙期には、もはや黙ってても人が集まっちゃうわけですから、ひとつひとつのショーの人気が過熱しないようにして、意外性を提供したり、たくさんの人が同時に楽しめることを重視したりする。
TDLは、キャッスルショーが無い代わりに、お城の点灯ショーが1日2回あります。
短時間で立ち見。高いステージですから、お城前広場全域からよーく見えます。むしろ離れたほうが観やすいくらい。楽しめるゲスト数は、キャッスルショーの5倍近いんじゃないでしょうか。そして充分に感動的。綺麗です。「ぅわー!」と声があがるほど。(30分以上待っちゃうと、「えーっ、これだけ?」って不満があるかもしれませんけど。15分も前に行けば、充分綺麗に観られると思います。)
・・・これは、TDSの「キャンドルライト・リフレクション」方式を、TDLに持ち込んだものとも言えるかも。
そしてキャラクターと触れ合う濃度を補う(^^;ため、お城の裏のテラスやミニパレードで、グリーティングをやっているようです。時間を不定期にして過熱を抑えることで、頻度多く、間近に、楽しんでもらえるようにする。「アトモスフィアショー」の上手な使い方だと思います。
バンドもクリスマス衣装で登場してます。嬉しかったのは、お城前のステージでの2バンド共演。”バンドの枠を超えた共演、やって欲しいなぁ”っていう夢が叶いました(*^^*)。今、TDLには2つの12人編成のブラスバンド(東京ディズニーランドバンドとギャラクティックレンジャーズ)があるんですが、24人編成の大バンドとして登場されてました。互いにソロ演奏をたたえあったりして、楽しいし素敵です。曜日によっては演奏の無い日もあると想います。
昼のパレードと夜のパレードも、通常版の手直し。我々ハードリピーター(^^;の人気が過熱しない分、一般のお客さんに多く楽しんでもらえて、好ましいのではないでしょうか。
装飾は今年も綺麗。今年はミッキーファミリーのみならず、いろんなお話から題材をとってます。そして圧巻なのは、お城の定時イルミネーション。プラザの音楽がオルゴールに変わったら、是非お城をご注目あれ。
アトラクションのクリスマス版も、昨年同様「カントリーベア」「ホーンテッドマンション」「スモールワールド」の3ヶ所でやってます。これもたくさんのゲストにX'mas気分を楽しんでもらうには、いい方策ですよね。
・・・実は私、グリーティングミニパレードや、ドリームライツX'mas版は未見です。アトモスフィアショーも、いろいろやってるみたいなんですけれど。
TDSは、まず「キャンドルライト・リフレクション」。3年目だからなぁ・・・と気楽に観てたら、一段と改良され・・・じーんとしてしまいました。小雨なら完全版でやってくれますが、ショー開始直前に急に降り始めると、雨対策が間に合わなくて中止になったことも。風が強いとパイロがカットされますが、それはそれでしんみりした味。
「ビッグバンド・ビート」、これまで散々TDSでは「スイング&X'mas」なショーをやってますから、その生バンド版で来るかな?と予想してたら・・・斬新です。こういう切り口もあるのかぁ!!!
「ヴォイス・オブ・クリスマス」は、土日しかやらないショー。昨年大好評だった「サウンド・オブ・クリスマス」を、こじんまりとしたショーにつくりかえたものです。初見のとき、途中から見て「わ、歌が下手」とか浅はかにも思ってしまったのですが・・・最初から観ると趣旨がわかって、じーんと来ました。「ゲストの代表」として合唱団を舞台に上げ、一緒にショーを創る。なるほど・・・。
昨年の「サウンド・オブ・クリスマス」の大成功、たぶん予想をはるかに越えてたろうと思います。
でも残念ながら、今年再演はできない。あれに出演してた、セイル・アウェイのバンドも、アトモスフィアショーのパフォーマーたちも、今は居ません。ドックサイドステージも空かない。
そこで、その成功した要素・・・手話による一体感、ゲストと出演者とで創る舞台・・・を、「キャンドルライト・リフレクション」と「ヴォイス・オブ・クリスマス」という2つのショーに継承した。そんなふうに感じました。
「オーバー・ザ・ウェイブ」「サルサ!サルサ!サルサ!」「ムジカ・メヒカーナ」は、演目の一部をクリスマス曲に変更。
「ケープコッド・ステップアウト」は衣装や飾り付けがX'mas
「プレシャストレジャー・オブ・アグラバー」は通常版です。が、このところ盛り上がりがスペシャル(*^^*)
園内の飾り付け、今年も各テーマポート、それぞれに違う風情。
そして夜、メディテレーニアンハーバーに「Welcome to X'mas」が流れたら、ハーバー中央のツリーのミニイルミネーションショー。でもこれに関しては、今年はTDLのお城のほうが華やかで素敵かな。いやいや、空間の拡がりや遠景の美しさはTDSのほうが素敵ですね。
最近のコメント