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2006.12.15

クリスマス2006 繁忙期はいかにあるべきか

今回画期的なのは、TDL・TDSとも、大規模ステージショーがなくなったこと。
個人的には・・・大賛成です!
お客さんが集中する時期にわざわざ、人気が過熱し「観たかったのに観られなかった」人が続出するようなショーをやるべきではない。
むしろパーク全域を上手く使って、いろんな楽しみ方をしてもらえるように誘導する必要がある。こういう観点から見ると、今年は実に上手く企画されていると感じます。

TDRのお客さんはリピーターが圧倒的多数・・・といえども、そのほとんどは「いままで数回行ったことがある」ひと。数年に1回から、多くても年数回というひとが大多数のはず。
そんな方々の多くが、夏休みとかクリスマスシーズンとかいった「繁忙期」にいらっしゃる。
「右向いても左を見ても大行列。で、ショーやってるから観ようと思ったら、”抽選しないと中に入れません”って言うのよ!それで抽選場に行ったけど、全然当選でてないじゃない!!!・・・あそこはいつも混んでるわねぇ・・・・・・」という評判を、お持ち帰りになって、周囲の方々に語られる。周囲の方々は・・・行く頻度が落ちますよね。”舞浜に行くには、一大決心とともに”・・・みたいな(^^;
お父さんに「舞浜嫌い」なかたが多いと聴きます。その大きな理由は、「苦労した・大変だった」ばかりが強く印象付けられて、こころに響くような「楽しかった・素敵だった」という声が聴こえてこないからではないでしょうか。
(お父さんに関しては「俺はおまえたちのために、わが喜びを犠牲にしてお付き合いしてやっているんだ」という形に持ち込んだほうが、心理的に優位に立てる・・・という、”家族サービス”ごっこ問題(^^)がからんでくるので、一筋縄では行かないんですけれど。これ、ご当人は自覚無くやってる心理ゲームなので、なかなか治らないんですよ。)


閑散期には、「この時期ならではの、こんな楽しみがあるんですよ!」という提案をする必要がある。
繁忙期には、もはや黙ってても人が集まっちゃうわけですから、ひとつひとつのショーの人気が過熱しないようにして、意外性を提供したり、たくさんの人が同時に楽しめることを重視したりする。


TDLは、キャッスルショーが無い代わりに、お城の点灯ショーが1日2回あります。
短時間で立ち見。高いステージですから、お城前広場全域からよーく見えます。むしろ離れたほうが観やすいくらい。楽しめるゲスト数は、キャッスルショーの5倍近いんじゃないでしょうか。そして充分に感動的。綺麗です。「ぅわー!」と声があがるほど。(30分以上待っちゃうと、「えーっ、これだけ?」って不満があるかもしれませんけど。15分も前に行けば、充分綺麗に観られると思います。)
・・・これは、TDSの「キャンドルライト・リフレクション」方式を、TDLに持ち込んだものとも言えるかも。

そしてキャラクターと触れ合う濃度を補う(^^;ため、お城の裏のテラスやミニパレードで、グリーティングをやっているようです。時間を不定期にして過熱を抑えることで、頻度多く、間近に、楽しんでもらえるようにする。「アトモスフィアショー」の上手な使い方だと思います。
バンドもクリスマス衣装で登場してます。嬉しかったのは、お城前のステージでの2バンド共演。”バンドの枠を超えた共演、やって欲しいなぁ”っていう夢が叶いました(*^^*)。今、TDLには2つの12人編成のブラスバンド(東京ディズニーランドバンドとギャラクティックレンジャーズ)があるんですが、24人編成の大バンドとして登場されてました。互いにソロ演奏をたたえあったりして、楽しいし素敵です。曜日によっては演奏の無い日もあると想います。


昼のパレードと夜のパレードも、通常版の手直し。我々ハードリピーター(^^;の人気が過熱しない分、一般のお客さんに多く楽しんでもらえて、好ましいのではないでしょうか。

装飾は今年も綺麗。今年はミッキーファミリーのみならず、いろんなお話から題材をとってます。そして圧巻なのは、お城の定時イルミネーション。プラザの音楽がオルゴールに変わったら、是非お城をご注目あれ。

アトラクションのクリスマス版も、昨年同様「カントリーベア」「ホーンテッドマンション」「スモールワールド」の3ヶ所でやってます。これもたくさんのゲストにX'mas気分を楽しんでもらうには、いい方策ですよね。

・・・実は私、グリーティングミニパレードや、ドリームライツX'mas版は未見です。アトモスフィアショーも、いろいろやってるみたいなんですけれど。


TDSは、まず「キャンドルライト・リフレクション」。3年目だからなぁ・・・と気楽に観てたら、一段と改良され・・・じーんとしてしまいました。小雨なら完全版でやってくれますが、ショー開始直前に急に降り始めると、雨対策が間に合わなくて中止になったことも。風が強いとパイロがカットされますが、それはそれでしんみりした味。

「ビッグバンド・ビート」、これまで散々TDSでは「スイング&X'mas」なショーをやってますから、その生バンド版で来るかな?と予想してたら・・・斬新です。こういう切り口もあるのかぁ!!!

「ヴォイス・オブ・クリスマス」は、土日しかやらないショー。昨年大好評だった「サウンド・オブ・クリスマス」を、こじんまりとしたショーにつくりかえたものです。初見のとき、途中から見て「わ、歌が下手」とか浅はかにも思ってしまったのですが・・・最初から観ると趣旨がわかって、じーんと来ました。「ゲストの代表」として合唱団を舞台に上げ、一緒にショーを創る。なるほど・・・。

昨年の「サウンド・オブ・クリスマス」の大成功、たぶん予想をはるかに越えてたろうと思います。
でも残念ながら、今年再演はできない。あれに出演してた、セイル・アウェイのバンドも、アトモスフィアショーのパフォーマーたちも、今は居ません。ドックサイドステージも空かない。
そこで、その成功した要素・・・手話による一体感、ゲストと出演者とで創る舞台・・・を、「キャンドルライト・リフレクション」と「ヴォイス・オブ・クリスマス」という2つのショーに継承した。そんなふうに感じました。

「オーバー・ザ・ウェイブ」「サルサ!サルサ!サルサ!」「ムジカ・メヒカーナ」は、演目の一部をクリスマス曲に変更。
「ケープコッド・ステップアウト」は衣装や飾り付けがX'mas
「プレシャストレジャー・オブ・アグラバー」は通常版です。が、このところ盛り上がりがスペシャル(*^^*)

園内の飾り付け、今年も各テーマポート、それぞれに違う風情。
そして夜、メディテレーニアンハーバーに「Welcome to X'mas」が流れたら、ハーバー中央のツリーのミニイルミネーションショー。でもこれに関しては、今年はTDLのお城のほうが華やかで素敵かな。いやいや、空間の拡がりや遠景の美しさはTDSのほうが素敵ですね。

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コメント

初めまして。コムギといいます。
以前からたびたび拝見させていただいていたものの、ROMのみだったのですが、今回の記事(クリスマスのメインショーが無し)について自分も全く同様に考えていたので、思わずコメントしてしまいました。
自分の巡回しているブロガーさんたちは軒並み、メインショーがないことや、クリパレがドリパレの手直しであることに不満のようなのですが、私も正しい選択だと思いました。
今後パークがもっと発展していくためには、現時点で一度もTDRに訪れたことがない人たち、または大昔に一度行ったきりといった人々を、いかにしてパークに足を運んでもらいリピーターとなってもらうかが重要でしょう。
その人たちがようやくTDRへやってきて、最初の印象が「混んでるばっかりで疲れた」では次にはつながりませんよね。ある程度の混雑は仕方ないとはいえ、それでも楽しかった、また来たいねと思ってもらうためにはこの混雑期に、あえて混雑を助長するようなこと、そしてリピーター同士の争い(笑)を過熱させるようなことは必要ないと思っています。
長文失礼しました。

投稿: コムギ | 2006.12.18 01:20

コムギさん、コメントありがとうございます!

局所的な過熱を避け、パーク全体をうまく使って、適度な熱気がある状態にする。これは、われわれハードリピーター(^^)にとっても、実は望ましいことだと想うんです。まさか、争いに行ってる訳じゃないんですもんね!


>今後パークがもっと発展していくためには、現時点で一度もTDRに訪れたことがない人たち、または大昔に一度行ったきりといった人々を、いかにしてパークに足を運んでもらいリピーターとなってもらうかが重要でしょう。
とっても重要な観点だと想います。

TDSに関しては、開園当初「混んでるばっかりで、つまんない」と語ることこそが・・・ステータス!?!(^^;・・・みたいな雰囲気があるように感じてました。そうして立ってしまった定評って、「いや、こんな風に楽しいよ」「こんな時期に行けば待ち無しだよ」と伝えても、なかなか覆らない。客足をずいぶんと引っ張ったように感じています。タワー・オブ・テラーのオープンに至るまで。

TDLに関しても、
>「混んでるばっかりで疲れた」
と語ることが、ステータスになっちゃったら。苦労話の側面ばかりがクローズアップされるようになっちゃったら。
実際、遠方に住んでる妹たちの話を聞いていると、そんな気配を感じるんです。「大阪万博で月の石を見るのに5時間並んだんだぜ!」「僕のときは8時間だった!!!」「わ、それは凄い!!!!!」に近い雰囲気を(^^;
今、入園者の大多数が関東圏からだというのも、このあたりに理由がありそうな気がしています。関東圏の方なら、「閑散期は空いてるよぉ!」なんて話を聴く機会も多いでしょうけれど、遠方の方が耳にする感想の大半は、超混雑時のものみたいですし。
「混んでた。けれど、楽しかった!」と言ってもらえているうちが華。この線はキープしないと。そう想うんです。

投稿: BigLove | 2006.12.20 10:37

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