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2006.07.20

レジェンド・オブ・ミシカ

キャストさん「私、スニーク(試験公演)観てきました」
僕「おぉっ!!!・・・で、どうでした?」
キャストさん「・・・壮大。その一言に尽きますね。」

はい、まさにそうでした。「壮大」なショーです。


冒頭。女神の語りで、もう涙ぽろぽろ。
あぁ、そういうコンセプトで、このショーを持ってきたか・・・・・。

TDSと、9.11テロって、僕は切り離せないと想ってます。
世界各地のさまざまな文明をテーマにしたTDS。
その開園から、わずか一週間後に起きた、9.11テロ。

文明の違い、スタイルの違い。
それは、理解して、味わってしまえば、争いの種ではなく、豊かさの源になるはず。
TDSは、さまざまな豊かさを、理解し、味わう、実体験の場になれるはず。


かつて、世界はひとつだった。
伝説の動物たちと人間が、ともに生きる喜びを謳歌していた。ひとつの鼓動の元に。
ところが、人間たちは争いを始めた。ファンタジーの世界への門は閉ざされ、リズムも消え失せた。
でも・・・物語はそこで終わらなかった。
ミッキーたちという「ほんとに大切なもの」のシンボルとともに、今、ふたたびひとつのリズムを創り出そう。世界をひとつにしよう。


人類史における「現代」を、そんな風に捉えているんだな・・・
そして、ディズニーキャラクターの役割を、「民主主義の時代の神々」・・・ファンタジーの世界・言葉で語りつくせない「本当に大切なもの」を体験させる、我々と同じ地平に立っているシンボル・・・と見定めているんだな。
そして、「ひとつのリズムを生み出す」という体験が、平和につながる。世界をふたたびひとつにする。TDRは、それを、実体験できる場。

そこまでちゃんと、OLCさんは、ショーの創り手の方々は、わかっておられるんだなぁ・・・・・って。


古代から近代まで。ひとは、なにかに所属することで、生存の基盤を確保してきた。
ところが現代。個々人の成せる事は、飛躍的に大きくなっている。
もはや、敵を規定することで自己の存在を確認する必要なんて無い。
と同時に、そんなことをしていたら、地球そのものが存続できなくなってきている。
大切なのは、みんなでひとつのリズムを創りだすこと。それは、奪い合うのとはまったく質が違う。歓喜に満ちている。そして、だれにとってもうまくいく。


さて。
ショーそのものも、実に壮大です。衣装もデザインも見事。音楽も素晴らしい!マイアミサウンドマシーンっぽかったりして、大好き(^^)
踊りも、マイムの要素がはいっていたりして、要求レベルがぐっと上がってます。練れてくると、生きることそのものの根源的喜びを感じさせてくれるようなダンスになることでしょう。

ただ。
みんなでひとつのリズムを創ることを、実体験する・・・には、ちょっとまだ弱いかなぁ。鑑賞モード寄り。
ミッキーに「さぁ、みんないっしょに!」って言われても、踊るんだか、叫ぶんだか、手をたたくんだか、はっきりわかんなかったりして(^^;;;
それはそれで、いいのかもしれません。自然に、手拍子が起こったりもしています。あるひとは身体でリズムを取り、あるひとは踊りを真似して。それぞれが、それぞれのことをしながら、ひとつのリズムを創ってる。

そしてなによりも。
5周年の各ショーそれぞれが、それぞれに「ひとつのリズムを創る」実体験の場になってます。
TDS全域を使っての「リズム・オブ・ワールド」。そのキーメッセージを伝えるのが、このショー「レジェンド・オブ・ミシカ」。僕はそんな風に感じました。

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