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2005.04.26

マネジメントシステム 先輩・上司・監督機関の役割

リンク: 人を育てると言うこと by dstyle:daily news feed for disney-phile.

魑魅魍魎渦巻くディズニー系ブログには、他人に、特に「ディズニーに感心があまりない」人に勧めたくなるものもある。


そんな優良Blog2つ、dstyleさんとTDRの影を踏んでさんの記事に、
魑魅魍魎代表BigLoveの、素人さんにはお勧めできない当Blogからトラックバック(^^;;;

リンク: TDRの影を踏んで: 第9回 マニュアルどおりの行動は.
ジョイポリス事故を伝えるTV報道を見ての記事です。

元アルバイトなる人はこう言っていた。 「読んだマニュアルの中には、そういったことは書いてなかったです」(たぶん、こんなニュアンス)

はぁ? マニュアル読んでいるの?

↑というのは、ディズニーのキャストをやったことがある人しか、わからないだろう。キャストは一々マニュアルを読むことはしない。みんな、実地でおぼえるのだ。 (道具の名前とか、薬剤の希釈率とか、レジの操作方法とか、そんな紙はトレーニングの時には配られますよ)

「話してみせ、やってみせ、やらせてみる」
こうして、身体でおぼえさせていくのだ。マニュアルは、教える人が読むものなのである。


なるほどなぁ。僕の経験に照らしても、こんなふうに言える。
マニュアルって、創った人間が一番勉強になる(^^;
次に、教える人間。
教わるほうは、たとえ熱意ある人間でも、最初は文面だけじゃ理解できないもんね。現場で教わることの、予習・復習には使えるけれど。

で。
これって、ISO9000や14000など、ISOマネジメントシステムの根幹の考え方と似てる。
各国政府は、認証機関を認めるためのマニュアルを創る。
で、認証機関は、企業を認証審査するためのマニュアルを創る。
企業の内部監査チームは、職場を監査するためのマニュアルを創る。
職場責任者は、作業者の力量を評価する基準を創り、作業マニュアルを創らせ、教育対象を決め、教育結果を評価する。

そして面白いのは。
規格の要求事項や、審査項目って、具体的なやり方ではなく、在り方・考え方・枠組みを規定してる。
つまり、「なぜそうするのか」、が、まっとうかどうかを審査する。
「なぜそうするのか」がまっとうなら、「具体的にどうやるのがベストか」は、実務を担当する人が一番よく知っているから。
上部機関・上司・先輩に要求されるのは「見識」。なぜそうするのかがまっとうかどうか、そして採ろうとしている手段が妥当かどうかを見抜く見識さえあれば、当該現場の現況を実務担当者ほど綿密に知らなくとも、きちんと方向付けし、指導できる。

リンク: 人を育てると言うこと by dstyle:daily news feed for disney-phile.

マニュアルではなく、マニュアルで書かれていることの意味を学べ、という教育をしているというのは非常に正しい。


「なぜそうするのか」を問い、どうするのがベストか考えさせれば、具体的行動にしっかり意味づけが為される。
そして判断力が育つ。だから、予測されていない状況が到来しても、対応策を見出す力がつく。

リンク: TDRの影を踏んで: 第7回 環境にやさしいことは.

※読者の方から「OLCでISO14001認証取得を目指す動きがあったみたい」との情報をいただきました。さて、本当のところはどうなんでしょう。規格が変わるので、かなり面倒になると思うのですが……。


今、OLCがやっていることは、ISOのマネジメントシステムの思想と同じベクトル。
・・・というか、私、ISO認証取得に当たって、マネジメントシステムの思想を理解するうえで、「OLCではこうやっているよなぁ・・・」と照合することが、とっても役立ちました
ディズニーの要求事項と、矛盾点はほとんど生じないのではないでしょうか。
今すでに為されている業務に、さほど手を加えることなく、認証取得できると想います。

ISO14000で言う「環境」って、組織外すべて。水や空気だけでなく、たとえばひとも含まれます。
だから、「心の活力創造」をプラスの環境側面として捉え、注力すべき側面と評価することで、今OLCが日常業務で取り組まれているさまざまな改善や維持管理活動が、そのまま環境マネジメントプログラムになる。
書物などで読む限り、文書の最新版管理は弱いのかな?そのあたりを補強すれば、難なくISO14000取得できるように、外部から観てる限りでは想います。

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